はじめてのクレジットカード

 

はじめてのクレジットカード選びを、今この時代に行なうというのはとても大変なことかもしれません。それほど選択の余地がなかった時代ならいざ知らず、世の中には実に多種多様なクレジットカードがあふれています。ひと昔前には全く考えられなかったくらい、クレジットカードは私たちの生活にごく自然に浸透し、その機能も多彩に変化しているのです。

 

クレジットカードの利用者が増えていくにつれて、カード決済が利用できる場所や場面が増えていくというのは当然のこと。海外旅行やレストラン、百貨店などである程度の金額に達する利用料金の決済に使われていたクレジットカードが、今ではコンビニやファミリーレストランといったより身近な場面でも活躍するようになってきています。

 

小額でのクレジットカード利用も普通のこととなり、はじめてクレジットカードを持つ年齢も低くなっているかもしれません。学生専用のクレジットカードも種類が増え、若い世代の消費者にとって、クレジットカードかなり身近なものと感じられているはずです。

 

クレジットカードを利用することによって、手持ちの現金に不足を感じたとき、街中のATMで気軽にキャッシングを行なう人も増えています。クレジットカードがより身近なものとなった今、快適で豊かな消費生活を送るためには、クレジットカードを賢く上手に使いこなすことは必須条件といえるものであるでしょう。クレジットカードの使い方を正しく教える教育の機会も、同時に必要になりつつあると言えそうです。

 

誰もが承知している通り、クレジットカードには「信用」という意味があり、クレジットカードを手に入れるためには所定の審査にパスし、カード会社からの信用を得る必要があります。入会審査はそれぞれのクレジットカード会社やカードの種類によって異なります。学生用のクレジットカードであれば、保護者である親が本人に変わって審査を受けることになります。

 

はじめてのクレジットカード選びは、責任ある社会人としての消費生活を始める第一歩とも言えます。資料を取り寄せて、利用規約や入会条件をしっかりと確認し、クレジットカードとしての機能や付帯保険・サービスの内容もチェックして納得した上で、申し込みをするようにしましょう。基本的な選択のポイントとなるのは、年会費がかかるかどうか、利用限度額がどのくらいであるか、自分が希望する付帯保険や特典がついているか、保険の補償範囲に問題はないか、というような点になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クレジットカード被害の補償期間

 

 

クレジットカードを使った犯罪が急増しています。クレジットカードの不正利用といったトラブルに巻き込まれて慌てないために、いざという時のための知識をしっかりと持っておきましょう。

 

多くの場合、クレジットカード会社に紛失や盗難の連絡をした日からさかのぼって61日前までに起こった損失については保障されることになるようです。この日数はカード会社などによって違いがあるので、自分の持っているクレジットカードについて、しっかりと調べておきましょう。クレジットカードそのものは無事でもデータだけ盗まれてしまうというスキミングの手口が流行しているため、クレジットカードの不正利用の実態については、月に1度の利用明細が手元に届いた時点ではじめてわかるというケースも多いようです。そのような場合でも、利用明細書は1か月後ごとにカード会社から送られてくるわけなので、気付いた時点でただちにクレジットカード会社に申し出をすれば、大きな問題にはならないということになります。ですからカードの利用明細書は、届いたらすぐチェックし、身に覚えのない利用履歴がないかどうかを調べることが大切になります。

 

手持ちのクレジットカードに何らかの異変があることに気付いた場合は、一刻も早くカード会社と連絡をとることが重要です。昨今、クレジットカードによる犯罪が増えているため、カード会社各社もセキュリティ対策には特に敏感になっており、サービスも手厚くなっています。多くのクレジットカード会社では土曜日や日曜日、休日でも連絡をつけることができる専用の電話番号などを用意していますので、まずはカード会社に連絡を入れてクレジットカードが手元からなくなっていることを伝え、失効手続きをしてもらいましょう。ほんのわずかな違いで被害の拡大を防ぐことができたという例もあるようです。緊急の場合の連絡先は手帳にメモしておくか携帯電話に登録しておくなどして、いざという時にすぐわかるようにしておきたいものです。

 

クレジットカード犯罪による被害は保険でカバーされるケースが多くなりますが、気をつけておかなければならないこともあります。意外に多いのが、カード会員本人の家族や同居人などによる不正利用によるトラブルです。本人と非常に親しい間柄にあるような人のカード利用については、あらかじめ本人がカードの利用を了解していることが多いと考えられるため、このようなケースは全くの第三者による盗難の場合とは区別して、保険の対象から外されていることが多いようです。

 

クレジットカード比較サイトを利用しよう

 

クレジットカードはさまざまな進化をとげ、多機能でバラエティ豊かな付帯サービスのついた現在のような形へと進化しています。クレジットカードの内容の複雑化は、クレジットカード選びを難しくするものでもあります。現在インターネット上にクレジットカードの比較サイトが多数存在している背景には、そのような事情があると考えられます。いざクレジットカードに加入しようと思っても、一つ一つのカードの機能を調べたり、パンフレットや申し込み書を取り寄せたりするのは、個人の力ではなかなか大変なものです。十分な比較をしきれないまま、選択をしなければならなくなることもあるのではないでしょうか。そのような場面で、クレジットカードの比較サイトは大いに役立ってくれるはずです。

 

一般的なクレジットカード比較サイトでは、さまざまな切り口からカードを分類し、自分に合ったカードが探しやすくなるように工夫しています。クレジットカードのジャンルごとに分類されていたり、目的や用途に合わせて分類されていたり、即日発行ができるカードを集めてあったり、年会費が永久無料のカードを並べてあったりします。また、クレジットカードの人気ランキングを行なっているWEBサイトもあります。このようなランキングでは、人気の高いクレジットカードから順に表示されることになるため、カード選びに迷った際には特に参考になるのではないでしょうか。

 

さて、クレジットカードを比較する場合、絶対におさえておきたい重要なポイントというものがあります。まず、年会費が無料であるかどうか、有料であればいくらぐらいであるのかという点、入会時特典にはどのようなものがあるのかという点、ポイントプログラムの還元率はどの程度の水準であるかという点、付帯保険の保障内容と範囲、そして独自サービスにはどのようなものがあるのかというような点です。

 

これから新しくクレジットカードを作ろうと考えている人は、このような内容に注目してカードの比較をしてみると良いでしょう。多くのクレジットカード比較サイトでは、これらの内容を簡単に比べてみることができるようになっているので、ぜひ活用してみたいものです。手に入れてみてから、自分のライフスタイルには合っていなかったと感じたり、ほかのカードの方が良かったと後悔したりすることのないように、比較サイトなどを上手に活用して、クレジットカード選びはじっくり慎重に行ないましょう。